アボカドの栽培はお家で簡単に出来るので、水耕栽培する方が多いです。
しかし、アボカドの種をふとしたときに落としたり、何か衝撃を与えるとすぐに真っ二つに割れたりして失敗するんですよね。
今回は、アボカドの種を落として真っ二つに割れたときの対応、上下間違えたときの対応などを紹介します。
アボカドの栽培で種が真っ二つに割れた
普通に育てていて自然に割れた場合、下からは根が出てきて、上からは芽が出てきて順調に育ってきます。
しかし、自然にではなく、移動などでうっかり落としてしまったときに割れることもありますね。
もし落として種が真っ二つに割れた場合、発芽が難しくなってきます。
もう一度割れていない種を使ってやり直すのがベストです。
しかし、真っ二つに割れているとはいえ少しもったいない気もしますね。
なので、新しい種を一から育てつつ、真っ二つの種も一緒に両方を育ててみるのもあり。
何日もして、発芽しないようであれば廃棄しましょう。
種を上下逆に植えていた場合の対応
もし逆に上下逆に植えているのに気付いた場合でも、すぐに失敗にはなりませんよ。
気づいたときにきちんと正しい向きに直すことで、もし間に合っていれば発芽するようになります。
最初に確認して上下正しく植えるのが一番ですが、もし間違いに気づいたら気づいた時点で正しい向きに変えましょう。
気づかずにそのまま上下逆のままだと、きちんと育たないかもしくは変に育つ可能性があります。
上下の見分け方
アボカドの種には上下がありますね。
上からは芽、下からは根が生えてきます。
向きは、アボガドは楕円形になっていますが、とがっているほうが上。
丸まっているほうが下になります。
ちょうど「涙の形」のような向きですね。
もし、すでに取ってしまってわからない場合は、感触が少しザラザラしているほうが下です。
よくある失敗するパターン
種をすぐに植えずに置いたまま
種はとても乾燥に弱くて、ずっとそのまま置いていると乾燥が原因で発芽しなくなってしまいます。
対処の為に冷蔵庫に入れて保管する人もいますが、それも良くないです。
食べたその日に植えるのがベターです。
また植える前に種を洗いすぎるのも乾燥の原因になるので注意しましょう。
植え替えをしないまま放置
植え替えをせずそのままにしておくと、根詰まりや根腐れになったりします。
アボカドの根は繊細で根が弱く、植え替えをする時は注意が必要です。
一回り大きな鉢を用意し、土を崩さないように入れてから新しい土を足していきます。
土は培養土か、観葉植物用の土で大丈夫です。
根が鉢底から出てきたら、植え替えの時期です。
よく観察することが大事ですね。
種を全部土の中に植えてしまう
種の下半分だけを土に埋めるようにしないといけません。
土が乾いてしまう
アボカドは水切れに弱いです。
土が乾かないように毎日の水やりが大事になってきます。
水耕栽培の注意点
比較的に初心者でも育てやすい水耕栽培ですが、それでもうまくいかずに失敗するケースもあります。
水を定期的に替える
夏であれば1日に2回、冬でも2日に1回は替えないといけません。
種を洗わない、頻繁に水を替えないと根の部分に白いカビが生えてしまうことがあります。
根が腐ってしまうと、発芽が難しくなってくるんです。
また、カビを生やさないために毎日観察することも大事ですね。
根が長くなったら植え替える
根が30センチぐらいになると、水耕栽培では育てれないので鉢に植え替えるようにしましょう。
土に植え替えずにそのまま水耕栽培することで、成長が遅くなってしまいます。
もし水耕栽培を続けるなら、大きめのペットボトルに替えましょう。
また、直射日光を当てることでどんどん成長していきますが、水耕栽培で直射日光を当ててしまうと水が温まり、濁ったり腐ったりする原因になります。
大きく育てていきたいのであれば、土に植え替えて育てるようにしましょう。
アボカドの栽培で種を落としたとき真っ二つに割れたら失敗かまとめ
アボカドの種は、落として割れてもすぐにダメとはなりません。
ダメかどうかは、もう一度割れた状態で試してみるまでわかりませんよ。
食べた後の種で手軽に育てることができるアボカドですが、水耕栽培や鉢栽培にしてもコツが必要です。
実がなるまで育て方は難しいですが、観葉植物としても育ててみるのも楽しいものですよ。
アボカドは一年中スーパーで売っていますので、たとえ根付けに失敗であったり寒さで枯らしたりしたとしても、いつでもまたチャレンジできます。
何かを育てるのは、発芽させて育っていく様子を見守れて楽しいですよね。
ぜひ試してみて下さい。