オキシクリーンを使ってお風呂や衣類の洗濯に失敗!理由と正しい使い方

洗濯物から家の床やお風呂掃除までマルチに使える万能クリーナーのオキシクリーンですが、コストコで販売されてからSNSでも「オキシ漬け」で話題になりましたね。

衣類の汚れはもちろんのこと、イヤなニオイも落としてくれます。

それだけでなく、キッチン周りや床掃除、お風呂やトイレまで家中の掃除がオキシクリーンでできるのは感動ものですよね。

今回は、酸素系漂白剤のオキシクリーンをどうやって使えば失敗しないできれいに掃除できるのか紹介します。

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オキシクリーンでお風呂や洗濯槽の汚れが何回やっても落ちない、失敗する理由

ここ数年でオキシクリーンの認知度はグンと上がりましたが、掃除のときに使ってみて「何回やっても汚れが落ちない」という声を聞きます。

実際私も初めて洗濯機の掃除に使ったときにそう思いました。

何でだろう⁇とせっかく時間をかけてつけ置きしたのにあまり取れていないとがっかりしますよね。

理由は、オキシクリーンの粉末を40℃~60℃のお湯でしっかり溶かすことだったのです。

 

またドラム式の洗濯機の場合、洗濯槽が斜めに傾ているので、水が接している部分にしか効果はないようです。

我が家の洗濯機はドラム式なので、バケツに入れたお湯の中にオキシクリーンを入れて溶かしてある程度のお湯を洗濯槽にためて、標準コースで5分ほど回し、それから槽洗浄にして時間をおいたのですが、満水の状態で扉は開きません。

槽洗浄が終わった後に、周りにこびりついた汚れやカビをきれいに拭きとるのに大変苦労しました。

洗濯機を掃除するときは、縦型の洗濯機に使用するほうが向いているのではないでしょうか。

洗濯機の掃除だけでなく、オキシクリーンで掃除をするときはお湯で粉末をよく溶かしてから使うのがポイントですね。

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オキシクリーンの使い方

オキシクリーンで掃除する正しい使い方をまとめてみました。

 

キッチン周り、床、壁の汚れ

  • オキシ拭き…溶かしたオキシクリーンをぞうきんにしみ込ませて軽く絞り、汚れを拭き取り、仕上げに水拭きをする。

 

浴室、玄関の汚れ

  • オキシこすり…溶かしたオキシクリーンを汚れた場所にかけて5分程度おいたあと、ブラシでこすり洗いをする。

 

カーペットなどの大物

カーペットなどの大物は丸洗いするのも一苦労ですよね。

オキシクリーンを温度高めのお湯で溶かして適量を直接かけます。

このとき、カーペットの下にタオルを敷いておいた方がいいです。

タオルでカーペットを叩いて洗ったあと、水拭きをしたら完了。

刺激臭もなく、簡単に汚れを落とすことができるので、いざというときにオススメです。

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衣類の汚れ

  • オキシ漬け…お湯でオキシクリーンを溶かし、20分程度を目安につけ置きしたあと洗濯する。
  • オキシ足し…洗濯槽にオキシクリーンを入れて洗剤を入れて洗濯する。
  • オキシかけ…溶かしたオキシクリーンを直接汚れた部分にかけて5分程度おいたあと、乾いたタオルで叩くように吸い取り水拭きをする。

ほかにも子供の上靴もオキシ漬けすると、真っ黒だった上靴も白さを取り戻してくれます。

 

日本とアメリカの分量の違い

ちなみにオキシクリーンの基本的な分量は、アメリカ版と日本版で分量も違います。

  • アメリカ版:40℃~60℃のお湯3.8リットルに対し、付属のスプーンの2のラインまで
  • 日本版:40℃~60℃のお湯4リットルに対し、付属のスプーン1杯

 

衣類から、キッチン周り、お部屋の掃除にも大活躍してくれるので、試す価値はありますよね。

オキシクリーンは弱アルカリ性洗剤なので、酸性の汚れに効果があります。

また、汚れを取るだけではなく、悪臭や体臭などの消臭効果もあるのでつけ置き洗いをオススメします。

 

汚れの度合いで使用量を調節しましょう。

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ドラム式洗濯機は壊れる?

ドラム式の洗濯機でオキシクリーンを入れて、水に浮いてきた汚れを途中ですくうことができません。

そこからそのまま洗濯機が回ってしまうと、結局排水してフィルターが詰まったりするんですね。

 

また、オキシクリーンは化学反応によって発泡作用を起こします。

カビや汚れを浮かして落とすのですが、分量を誤ってしまうとドラム式洗濯機の自動排水機能によって逆流を起こしてしまい、故障につながります。

 

ここれはオキシクリーンに限らず、発泡作用のある洗剤は気をつけたほうがいいですね。

いつもの洗濯に衣類の汚れを落とすために入れるのはオススメですが、洗濯槽を掃除するとなると、ドラム式の洗濯機には残念ながらあまり向いていないような気がします。

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オキシクリーンでお風呂や衣類で失敗する理由まとめ

オキシクリーンにはアメリカ版と日本版がありますが、違いがあります。

アメリカ版には界面活性剤が入っているため、洗浄効果が高く、衣類などの汚れに対して効果が高いんです。

日本版は界面活性剤が入っていないため、泡立ちが少なくすすぎが楽にできるんですよね。

また、香料もアメリカ版には入っていますが、日本版には入っていません。

頑固な汚れにはアメリカ版、肌が弱い方やニオイが気になる方には日本版をオススメします。

違いを理解したうえで、掃除に使用するときも用途によって使い分けて気持ちいいお掃除をできたらいいですね。

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